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あの時のシフトが遅番だったら。

by chiharu

大腸ガンになる直前までの仕事は、スムージー屋の運営と食育の講師をしていた。


元々小さい頃から10年以上アトピーや蕁麻疹などに悩まされていて、約7年前からスムージー生活を始め、普段の食事には人一倍気を付けていた。

また、私が幼い頃から父が心筋梗塞や動脈硬化で手術が続いていたので、病気になると本人も辛いけれど、支える家族も辛いし生活が一変することを身を持って経験していた。

その期間が私は長かった。
だから、自分は病気になるまいと気を付け、これまでの経験を活かして多くの人々に伝えて早く気付いてもらいたいと考え、食育の講座を開いていた。

栄養学を学んで、もちろん食事でも実践もしていた。

朝はスムージー。それ以外は野菜中心の食事。間食にはナッツやフルーツ。そして、添加物を避けた食材を選ぶことを必須としていた。

そのお陰で、ほぼ毎日快腸だった。腸内環境にはとても自信があった。

講座も好評で、企業でも開催していた。講座内では「大腸ガンにならないように食生活を今から気をつけましょう」と語っていた。

そして、今年の2月にスムージーショップをオープンさせた。

しかし、その4ヶ月後に癌が見つかった。しかも全く無関係だと思っていた大腸癌が。

だから、病名を伝えられた時医師の言っていることの意味がわからなかった。

この時、他に原因があることは分かりきっていた…。それはこの4年3ヶ月の時間の過ごし方。後悔しても、自分が選択したのだから悔しいけど仕方ない。

そう言い聞かせる。でも涙は止まらない。

あの時のシフトが仕事だったら、
あの時あの人には会っていなかった。

そしたら騙されることもなく、私の人生は違っていた。

でも、あの時には戻れない。


chiharu
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