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ガンと宣告された翌朝「生きていた。」

by chiharu

癌と宣告された翌日。目が覚めて「良かった、生きてた。」とほっとした。でもこれから、何が起きるかわからない不安と生きていくと思うと生きていることが辛くなる。

病院はいくつか絞った中で一番早く予約が取れた信濃町の慶應病院に決めた。この選択が正解かはわからないけどここにした。

そして友達に癌であることを伝えた。こういう時、何を基準にして伝える友達を決めるのだろう。話して知ってもらうことで楽になると思ったし隠すことではないから、私は連絡が来たら報告した。

夜、サイパンから帰国した彼に会った。急いで帰ってきてくれた。この彼は、私が癌だと宣告された日に付き合おうと言ってくれた。「すべてを受け入れてくれる。守ってくれる。」こんな人にもう出会えないと強く思った。
そう、私は36歳だが一度も結婚していなければ子供もいない。
これまで結婚に良さを見出せず、仕事に没頭してきた。

2日後、紹介状を持って慶應病院へ。両親が来てくれた。母がお守りをくれた。
待合室で、小林麻央ちゃんのニュースが飛び込む。

私は、癌であることが誤診であってほしいと願った。

しかし、紹介状を書いてくれた医師と同じ診断だった。腫瘍はかなり大きくて内視鏡では取れない。S字結腸にあり約20センチ大腸を切る。でもお腹の傷は3センチだけで済むみたい。他に転移しているかは検査しないとわからず、ステージもわからないとのこと。でも写真で見る限りではステージ1か2で、切除すれば治ると言われて安心した。

先生との信頼関係が病気を治すと聞いた。この先生を信じよう。

この日は、4つ検査を行った。血液検査、X線、肺機能、心電図。すごく疲れた。これも4年間健康診断をせずほおっておいたつけだ。自分の体に謝りたい。謝ってももう手遅れだけど。

これから2週間かけて辛い検査が続く。



chiharu
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