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虹が出る日はいつも母と一緒

by chiharu

2008年、私が中途入社でANAの内定をもらった数日後に母と弟と食事に行った。

その途中、虹が出た。

これからを祝福してくれているんだね。

と母。

この時期は父が心筋梗塞で入院。母も、交通事故で人工股関節に。

壮絶な数年間だった。

入社と同時に実家を出て都内に暮らすことに。弟には両親のことを任せることになり申し訳なかった。自分のことを優先してしまった。

入社後も試験が多くてなかなか実家に帰れなかったが私なりにサポートしたつもり。

特に大変な思いをしている母とは、色々なところを旅してもらいたくて時間が出来れば飛行機に乗って出かけた。でもいつも日帰りだった。きっと投げ出したいと思うのに父のことが心配なのだ。

そんな母にはもう孫の顔を見せられない。これほど親不孝なことはあるのか。申し訳なさで苦しかった。ごめんね、お母さん。

でも入院中にある看護師さんが話してくれた。「母親は赤ちゃんより子を守ることを選択するんだよ。」この言葉に救われた。

でも、今までも十分大変な思いをしてきたのに、私が癌になっちゃって、また気がかりなことを増やしちゃったね。

ごめんね。

退院して数日後に母と散歩。この時にも綺麗な二重の虹が出た🌈
これからの人生を応援してくれるかな。


chiharu
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