LOG IN

癌になっても幸せと思える今

by chiharu

ガンになったから思い描いていた生活がやっと送れる日が迎えられた今


色々な意見があると思います。批判する声もあるかも。でもステージ4の癌患者の一人として、最悪でどん底を味わったけど、そんな中でも悪いことばかりではない例もあるんだよっていうことを知ってほしくて発信したい。


今はっきりと、幸せって言える。


8ヶ月前、私は明日を迎えられるのかな…という恐怖しかない中で生きている日々を送ってた。目が覚めたときにホッとする朝。

この道をあと何日歩けるのか、大好きな人とあと何時間過ごせるのか…


でも、気付けばガンの宣告から8ヶ月が経っている。


手術をしても取りきれなかったガン細胞が残ってるから抗がん剤治療を続けてる。

これまでに6回投与を重ねてきた。


そして、治療を開始して4ヶ月。18ミリから7ミリへ縮小しているという嬉しいCTの結果が出た。

もしかしたら消えるのではないか、という希望を持てるようになった今。


化学療法を始める前は、本当に正しい選択なのか、他の治療法を選ぶべきかすごくすごく悩んだ。周りの人に反対されたこともあった。でもね、病気であり治療するのは私。それを解って欲しかった。

親切に色々と調べてくれて、こっちの治療が良い、こっちの病院が良いって教えてくれて。でも私の心の声を信じたいと思った時、その意見は受け入れられなかった。


それで離れていく人もいた。


不安を少しでも無くして、穏やかな気持ちで暮らせる環境を選んで、自分に対する優しさを1番に大切にしたかったんだ。


ストレスとは無縁にして、体調が良くて何か食べられる時はお肉やお米、たこ焼き、お寿司、お刺身、チョコレート、甘いお菓子とにかく何でも食べた。今まで気を遣っていた食習慣を崩した。そうしたことでとても気が楽になった。


病気になる前とは逆の選択をしてみた。

少しは自分勝手になってみた。


たまーに、病気であることを忘れてたっけ。もちろん副作用が無い期間限定。


ガンに関する情報を見ない環境をつくった。

でも、ガンを経験している心強い人には頼った。


そして何よりも、担当医と自分を信じた。


会いたい人達に会う。

連絡を取りたい人とコミュニケーションをとる。

ネガティブな思考になる人とは連絡を断つ。


ホント自分勝手。


でもそうすると前向きな気持ちが大きくなって、きっと大丈夫という強い自信につながる。


生きているのが辛くなるほどの副作用もあるけれど、それ以上に、りゅーさんが暖かく守ってくれているという安心感もある。


こういうポジティブな思考が膨らんで、身体の調子が良くなっている変化を感じられた。


りゅーさんのために朝コーヒーを入れる。

朝起きておはようって挨拶を交わす。

行ってきます、ただいま。を言う。

玄関を開ける。玄関を閉める。

彼のために食事を考える。

食料品を買いにいく。

一緒に食事をする。

掃除をする。

テレビをみる。

バカな事で笑う。

ソファで何もしない時間を2人で過ごす。

自分の足であるく。

髪をドライヤーで乾かす。

冷たいお水が飲める。

りんごの皮を剥ける。

食事の味わえる。

お風呂に入れる。

事務の仕事をする。

母と父と弟と食事のをしてテレビをみる。


何でもない日常がこんなにも幸せと感じられる。

仕事ばかりしていた頃、『いつかきっと…』と思っていた生活。

ステージ4で治療中でもはっきりと『いま私は幸せです』と多くの人に伝えたい。


あと少し。


『7ミリから0へ。』


今はこれを目標にして今を生きよう。

心穏やかに。



chiharu
OTHER SNAPS