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抗がん剤治療17クール目

by chiharu

今月で抗がん剤治療を開始して、1年。

そんな中、世界はノーベル医学生理学賞の話題で持ちきり。

オプジーボ。

「がんを治す夢の治療法」とメディアは報道するけれど、すべてのがん患者に有効ではないし、適応検査はまだ75万以上する。ハードルは高い。

副作用だってある。

私には合わないと言われたオプジーボ。

メディアはお願いだから正確な情報を流してほしい。大腸癌にも効果があるといっても、すべての大腸癌患者に効く訳ではない。

大腸癌を一括りにしないで。

今後がん患者が軽く捉えられてしまう気がして報道を見るたび悲しくなった。

こんな話を、今日の診察で主治医たちにぶつけた。

私の診察の時はいつも主治医と、助手、研修生、看護師が4〜5人いる。

いつもはあまり反応してくれない、助手の先生が珍しく大きく頷いていてその反応が嬉しかった。

そして、今日から抗がん剤の服用薬を変える決心をした。

ゼローダからTS1へ。

新たな副作用が怖いけど、もしかしたら癌が消えるかもしれない奇跡を信じて。

16クール目の身体の状態の報告。

オプジーボの詳しい説明。

TS1のこと。

今後の治療方針。

一通りの診察が終わったときの先生との会話。

私「今月でちょうど1年経つんです」

浜本先生「ほんとだね。よく頑張ったね」

私「ここまで来れてるのは先生のおかげです」

その瞬間涙が流れそうになったけど、ぐっとこらえた。

自宅に帰って、たまたまNHKのニュースを見ていた。すると浜本先生の姿が。

この先生に出逢えて本当に良かった。

車椅子の患者さんを自ら診察室へ迎え入れる先生。

患者と対等に接して、なによりも患者に寄り添った会話をしてくれ、ユーモアのある説明が分かりやすい。信頼でき、安心できる。

これが、この先生について行くと決めている理由。

浜本先生、生きている間はずっとずっとよろしくお願いします。

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